無職でも部屋を賃貸できる方法

無職の方や自営業の方でお部屋探しに苦労される方は珍しくありません。
私もその一人でした。

自営業であっても無職であっても生きていくには自分の居場所は確保しなければなりません。
住む場所を確保すればその後の職探しにおいても選択肢は増えますしね。
無職だからといってあきらめている余裕はありません。

・無職で部屋を借りることはできるのか？
一般論として、無職の方はほとんどの場合断られると思います。特に地方だとなおさらのようです。
東京あたりだと、上京して職探しを始める人も多いので結構無職でも保証人さえしっかりしていれば部屋は借りられる場合が多いようです。私の友人も2万5千円の4畳半のエアコン付きの部屋を上京して1週間後くらいに借りてました。

また、お金があれば借りられるのかというとそうでもないようで、例えば上場企業の社員で年収1000万とかでも入居審査で落ちた、などといったこともあるようです。非常に稀な例でしょうけど。

・入居審査はどのようなことを審査しているのか？
いずれにしても、入居審査は不動産屋さんや、大家さんによってかなりバラつきがあるようです。
そして最近は、賃貸保証会社がほとんどの物件で介在していますので、実質この賃貸保証会社の審査によるところが大きいようです。

・賃貸保証会社の審査はどのような審査をするのか？
さて、この賃貸保証会社ですが、非常にたくさんの会社が乱立していますよね。
問題は、入居審査は一体どんなことをしているのか？多重債務や金融事故のあるいわゆるブラックリストなどが審査に影響あるのか？といった点ですよね。

結論から言うと、JICCやCICなどの信用情報機関に加盟していない会社はそういった情報は持ち合わせていないし、照会することもできないと考えて差し支えないでしょう。
事実上借金がいくらあろうが、ブラックリストであろうが関係ないと言えます。保証会社についてはこちらを参照して下さい。よくまとめられています。→http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n212876

実際私は無職で、信用情報が汚れまくっていたにも関わらず部屋を借りることができました。

ただ、上記例のように収入があるのに審査に落とされたりする例もありますので、保証会社によってはそういったリストを見ている可能性もあります。
例えば親会社が金融会社とかだと、その可能性はあると思います。

また、これは私の例ですが、賃貸保証会社とは別に毎月の支払いをセディナの家賃決済クレジットサービスに支払う契約形態があったのですが、何度か延滞した情報がCICの信用情報にしっかりと記載されていました。

この時、私はまだ契約社員として会社に在籍していたということもあってか、10年ほど前に消費者金融の借金を延滞した情報がそのまま残っていたにもかかわらず保証人なしで入居できました。
入居の際には信用情報を照会しなかったのか、照会した結果審査OKだったのか知る由もありませんが、いずれにしてもこの、賃貸保証の契約形態によっては信用情報を照会する可能性はあるようです。

ただ、こればかりは入居審査を申し込んでみないと分かりません。ほとんどの賃貸保証会社は信用情報は照会していないと思われますので断られたら逆に運が悪かったということになるかもしれません。

また、結構重要なのが不動産屋さんに行く時の身なりとか言動です。
言動が横柄だったり、身なりが変な人などは弾かれる可能性大です。いくら年収があろうと、細かいとこまで指摘したり、横柄な態度をとったりするような人はどうでしょう？
そもそも年収だって、最初はよく分りません。不動産屋さんが当該物件を管理する立場なら尚更「めんどくさそうな人」は敬遠するでしょう。逆に良さそうな人だと多少収入が少なそうでも不動産屋さんが大家さんに口添えしてくれたりもするようです。

・無職なのに部屋を賃貸できる場合とは・・・

これは私が実際に経験したやり方ですので、お部屋探しにお困りの方は参考にしてみて下さい。
勿論上記例のように不動産屋さんや大家さん、賃貸保証会社によってかなり差がありますので万能ではないということをご承知おき下さい。

●無職ではなく自営業という申告をする。
そもそも自営業って名乗れば自営業ですしね。
●年収は200万とか300万位の適当で構わない
前年度の納税証明書や、確定申告書、あるいは売り上げなどの入出金の記載のある通帳などを求められたら、用意してきますと調子よく言って、翌日他に物件が見つかったと言ってキャンセルしましょう。
●シナリオを用意する
自営業の仕事内容や仕事場所などを必ず聞かれますので準備します。
無難なのはホームページの作成などを自宅でやっている感じでしょうか。また、屋号、いわゆる会社名なども聞かれると思いますが特に決めていないと言いましょう。なぜかというと、屋号で検索をかけられた場合、ホームページの作成をやっているのにホームページもないと怪しまれるかもしれないからです。
また、賃貸保証会社によっては取引先などを聞いてくる可能性がありますが、適当に返答しても裏はとられないので堂々と適当に返答しましょう。裏をとられて審査に落ちたら運が悪かったとあきらめて、次いきましょう。
●保証人を用意すればほぼ完ぺきか・・・
最近は賃貸保証会社が入っているにも関わらず保証人まで要求する物件も少なくありません。
これは事前にそれとなく、質問して確かめておきましょう。
例えば「この物件は賃貸保証会社には加入しないといけないんですか？」と聞いて
加入が条件と言われたら、「じゃあ保証人はいらないんですか？」と聞いてみて
保証人も必要だと言われたら、用意できない人はキャンセル準備ですね。
従って保証人が用意できない方は、保証人不要物件などを事前にチェックしておくといいと思います。
・先付け業者の物件を選ぶ
先付け業者というのは簡単に言うと、他社の物件を扱っている不動産業者です。
つまり、本来大家さんから管理を任された不動産屋さんがいて、その不動産屋さんが他社の不動産屋に依頼するなどしている場合です。
契約が成立した後の物件管理などはノータッチなので、とりあえず客を入居させればいいというスタンスの業者が多いわけです。
従って必然的に入居の際の審査が甘くなる傾向にあるようです。
書類審査は賃貸保証会社であっても、実際の面談は現場の業者ですからね。できれば先付け業者のほうを選びましょう。→先付け業者の多いサイト→→日本最大級サイト◆ホームアドパーク◆

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