借金返済の為に現金化をする前に

携帯のキャリア決済を使っての現金化や、クレジットカードのショッピング枠を使っての現金化などを行わなければいけない状況というのはかなり切羽詰まっている状況であることは察するにあまりあります。
単純に現金が足りなくて急場しのぎのための現金化とちがい、借金返済の為の自転車操業の現金化はまったく意味合いが違ってきます。
実はこのサイトの管理人も以前自己破産をしたことがありますからようく分かります。当時はまだグレーゾーン金利で消費者金融がお金を貸していましたので年利29％は当たり前、中には36％なんかもありました。
消費者金融から200万借金してしまうと、まともな商売ではなかなか返せない金利です。たかが200万ですが年間金利だけで60万～70万です。月に5万～6万払っても元金は減りません。
5万円の返済ができるということは生活費を除いて5万円毎月余るような生活ができていなければなりませんが元々苦しいから借金していますので借金返済に回せるお金自体そんなにありません。そもそも毎月5万円払っても借金減りません。永遠に5万円払っても借金残高200万です。

さて、今の時代金利はかなり低くはなりましたがその分色々と規制が入ってきて借金しにくくなり、現金化などをしてしまって結局業者さんに暴利をむさぼられてしまう・・・

どうにかしてこの無間地獄から抜け出さないといけません。そこで思いつくのは自己破産などのいくつか国家が用意してくれた制度があります。
私が使った自己破産を筆頭に、任意整理や個人再生などがございます。
言葉は聞いたことあるけど違いがよく分からないという人もいるでしょう。実際に意味が分かっている人でも自分がどの制度がいいのかよく分からない人もいるでしょう。
例えば自宅の家等不動産を所有している方だと自己破産すると家は原則とられちゃいますしね。家をとられるのが嫌な方、困る方は任意整理などが選択肢にあがるでしょう。そもそも自己破産できるかどうかも怪しい場合もあります。ギャンブルでの借金は自己破産できないとはよく聞きますが、絶対できないわけではないですしこのあたりはかなりケースバイケースですから専門家の意見を聞いたほうが無難な場合もあります。自己破産の手続きを始めて最終的に自己破産できなかったとか目もあてられませんよね。
なかなか素人にはよく分からない部分も多いです。
中には自己破産自体したくない人だっているでしょう。毎月の返済額を少し減額して貰えれば必ず払う、といった人。私がauさんへ滞納金を毎月の分割にしてもらったのなんかもさしずめ任意整理と言えなくもないですね。　→auかんたん決済滞納したら？
そもそも携帯電話の滞納などの場合、自己破産して債務が免除になってもその携帯電話会社に債務残高を返済しなければ再度契約して貰えませんよね。自己破産して借金免除になってもブラックリストが消えることとは別問題なわけです。せっかく自己破産しても結局債務を払ってたら自己破産する意味が半減します。自己破産をする場合は全ての債務を明らかにする必要がありますから、このクレカだけとか、この金融機関だけ除外とかできないのです。
つまり自己破産するよりも任意整理などをしたほうがいい場合もあるということになります。でも、じゃあ自分に向いている債務整理はどれなのかってなかなか分かりません。
かつて私も自己破産はしましたが、今になって思えば過払い金請求をしていれば債務残高が半減していたと思います。そのうえで任意整理という形をとっても良かったのかなという気がしていますが、当時は考えている余裕がなく今となってはどうすることも出来ません。
当時はネットも今ほどありませんでしたのでそれほど知識もありませんでしたしね。

従ってまずは自分がどの形態の債務減額パターンが最適か見極める必要があります。幸いにして現在はネットである程度のシミュレーションが出来ます。
例えばこちらのサイトはご自分の借金状況に合う債務解決方法を簡単にサイト上で診断し、全国200の提携事務所の中から最適な事務所をピックアップしてくれます。→https://www.machikado-saimu.info

質問に答えていくと上記のようにお近くの提携事務所を実績つきで教えてくれます。

こちらのサイトの場合、サイト自体でコールセンターのようなものを設け全国1000の事務所の中から５つほど選んでくれるそうです。
https://www.soudan-form.com/

クレジットカードのショッピング枠の現金化は実質的な金利がかなり高くなるのは容易に理解できますが、だからと言ってこれを返済しきっても当然過払い金請求などはできません。暴利をむさぼられるだけです。
例えば30万円分の枠を使って現金化しても手元に残る現金は良くて8割24万円前後でしょう。これをもし一括で返済するとなると支払日が1カ月後だと年利換算240％、2カ月先でも120％です。リボ払いで返済してもリボの利息は払わなければいけませんね。

まったく返済できる見込みがたたない場合は思い切って自己破産、或いは任意整理などの手段を考えてみるのが得策だと思います。

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